高齢者のスマホ利用におけるアカウント登録・IDやパスワード管理のポイント

「またパスワードを忘れてしまった…」と嘆くおばあちゃんやおじいちゃんの姿を見たことはありませんか?スマートフォンが日常生活に欠かせないツールとなった今、高齢者が直面する大きな壁の一つが、アカウント登録や会員登録の多さに伴うIDやパスワードの管理です。この記事では、高齢者が安心してスマホを使い続けるための具体的な対策をご紹介します。

キガルナではこのアカウント登録やパスワード管理が多いことを、高齢者スマホでのうんざりする5つをうんざりファイブのひとつと呼んでいます。

この記事の監修/執筆

山本/スマホ講師
札幌市西区在住の30代2児の父 

高齢者向け/シニアスマホ相談&使い方教室キガルナを主催、スマホスクール事業を行うデジサポ(NPO法人日本シニアデジタルサポート協会)認定講師サポートスタッフに登録。2024年現在、札幌でコンテンツ制作終活にともなう不用品回収・遺品整理の事業などに関わる。(LINEでご相談メールでご相談

IDやパスワード管理の難しさ

高齢者がスマホを利用する際に直面する大きな課題の一つは、数多くのサービスへの登録です。これに伴い、複雑なIDやパスワードを管理する必要があります。パスワードの設定には以下のような困難があります。

記憶力の低下

年齢とともに記憶力が低下するため、多くのIDやパスワードを覚えるのは難しくなります。特に、異なるサービスごとに異なるパスワードを設定することが推奨されるため、混乱しやすくなります。

セキュリティの確保

安全なパスワードは推測されにくい複雑なものが理想です。しかし、覚えやすさを優先して簡単なパスワードを設定すると、アカウントが不正アクセスされるリスクが高まります。

多数のアカウントの管理

さまざまなサービスに登録することで、管理するアカウントの数が増えます。

これにより、IDやパスワードの管理がさらに煩雑になります。

高齢者におすすめのIDやパスワード管理方法

パスワード管理アプリの利用

パスワード管理アプリは、複数のIDやパスワードを安全に一元管理できる便利なツールです。例えば、「LastPass」や「1Password」などのアプリは、覚えるべきパスワードを一つにまとめることができ、使いやすさとセキュリティの両方を提供します。

紙のメモの活用

デジタルツールが苦手な高齢者には、紙のメモも有効です。専用のノートを用意してIDやパスワードを書き留めておくことで、忘れてしまった際にも簡単に確認できます。ただし、他人に見られないように保管場所には注意が必要です。

二段階認証の導入

二段階認証を設定することで、パスワードだけではなく追加のセキュリティ層を設けることができます。これにより、万が一パスワードが漏れてしまっても、不正アクセスを防ぐことができます。多くのサービスが二段階認証を提供しており、設定も簡単です。

覚えやすいパスフレーズの使用

複雑なパスワードを覚えるのが難しい場合、覚えやすいパスフレーズを使うと良いでしょう。例えば、「SakuraNoHana2024!」のように、簡単に覚えられるフレーズを組み合わせることで、安全性と記憶しやすさを両立させることができます。

家族や周囲のサポート

高齢者が安心してスマホを利用できるようにするためには、家族や友人のサポートが重要です。設定やパスワード管理について一緒に考えたり、困った時に助けてあげることで、高齢者も安心してデジタルライフを楽しむことができます。

まとめ

高齢者にとって、スマホの利用時に必要なIDやパスワードの管理は大きな課題ですが、適切な方法を取り入れることでその負担を軽減することができます。パスワード管理アプリの利用や紙のメモの活用、二段階認証の設定、覚えやすいパスフレーズの使用など、さまざまな対策を組み合わせることで、安全かつ効率的にIDやパスワードを管理することが可能です。高齢者がデジタル社会で快適に生活できるよう、周囲のサポートも忘れずに行いましょう。

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